【ソフトウッドのメリット、デメリット】
ソフトウッド(針葉樹)は、ウエスタンレッドシダー(米杉)、レッドウッド(ヒノキ)などが代表的な樹種です。
≪メリット≫
ソフトというだけあって柔らかい木材です。
その為に加工が非常に楽として考えられます。
通常は電動ののこぎりなどが必要になりますが、規模によってはのこぎりだけでも施工が出来てしまいます。
又、比較的成長の早い樹種が多いため、安定供給が可能で材料が非常に安価というメリットもあります。
≪デメリット≫
腐りやすいというのがあります。
ソフトウッドは衝撃などに弱いということや水分を吸収してしまうという特徴があるので、腐朽したりシロアリの被害にあいやすくなります。
又、1年ごとにしっかりと防虫、防腐塗装などのメンテナンスを行うことが求められます。
メンテナンス時の一番の問題点は、デッキの裏面に手が入らず塗装できないことです。
一旦全部バラして塗るのは非常に手間なのでそこまでするのであれば、はじめから良い木材を使ったほうが得策です。
数年でダメになったり、手入れの手間がかかったりすることを避けるため、「次に作る時にはハードウッドで」という流れになることは多いです。