ウッドデッキ施工の知っておきたいこと

ウッドデッキ施工の知っておきたいこと

質問

新築するにあたり、ウッドデッキをつけたいと思っています。そこで、ご質問があります。

 

①ウッドデッキはネットなどで購入して比較的簡単に作れますか?
②頼むと工賃はどのくらいかかるのでしょうか?
③樹脂性と木どちらがいいですか?メンテナンスはできるだけしたくないです。
④樹脂性の場合、バーベキューとかすると、溶けますか?

以上、4点についてよろしくお願いします。

 

回答

①木材を部材で購入して作る場合
簡単には作れず難しいと思います。また、丸ノコなどによる怪我のリスクもあり、場合によっては大怪我の可能性がわずかだがあります。

ノーメンテナンスのハードウッドは木材が硬く特に要注意。
また、様々な電動工具を用意する必要があるます。

ウッドデッキを作るだけならリスクと価格の面からあまり割に合わないと思います。

 

②デッキの大きさ、材料、お客さんのご希望等でもたくさんありますので一概には言えません。参考までに見積を取ることをお勧めいたします。

 

③人工木材とハードウッド(ウリン等)はどちらもメンテナンスというのが共通の良い点です。
しかし、悪い点はすこし異なります。

人工木材は夏場は非常に熱くなります。また、材質の半分は樹脂なので木材とは違った劣化になります。

ウリンは雨がかかると灰汁がでます。コンクリートに灰汁がかかると赤く変色します(ただし、半年ほどで自然に消えます)=キッチンハイターで落とすことも可能。木材の色は最初は赤茶色ですが、シルバーかかったグレー色に変色します。

 

④樹脂性の場合、バーベキューとかすると、溶けますか?
バーベキューグリルがよほど低く無い限りは溶ける(変形)することはありません。
ただし、火が落ちた場合は焦げたりします。
軽い焦げ程度ならばやすりることで落とせる人工木材もあります。

 

ただ、人工木材は半分が樹脂なのでウリンと比較すると燃えやすいです。
ウリンの床板はライターで直接炙っても火がつくことはまず無いです。
ウリンは燃やそうとしても、火のつきがかなり悪いです。

しかし人工木材は、種類にもよりますがライターの火で十数秒炙るだけで燃えるタイプもあります。さらに燃えた際の火力は普通の木材よりもかなり高いです。

ウッドデッキの上でバーベキューを考えているのであればハードウッド材(ウリン等)の方をお勧めします。